ショアラバ マダイ 香川県 坂出市

ゴールデンウィーク後半戦

 

5月3日(土曜日)

 

飛び石連休の今年のゴールデンウィークは、今日から後半戦に突入。

 

前半戦では50pクラスのマダイが割と順調に釣れたが、狙うは60upのマダイ。

 

気合を入れて、朝まだ暗いうちに家を出発した。

 

タイドグラフを見ながら、実績あるタイミングで実績あるポイントを順に撃っていく。

 

ところが、アタリのないまま数カ所をランガン。

 

潮は干潮を経て満ちに転じていたが、どこも潮の動きが鈍い。

 

そこで最後は潮のタイミングを見て、激流急深ポイントを攻めてみる事にした。

 

今から行けば昼前の転流に間に合うはずだ。

 

痺れるファイト

ポイントに着くと、ちょうど潮が緩み始めたぐらいのタイミングだろうか。

 

底が取れないほどの激流ではないが、しっかりと流れている。

 

この流れが止まるまでが勝負だ。

 

潮が止まっても、次に逆向きに流れ始めるタイミングでワンチャンスはあるのだが、お昼前でお腹もすいたし、できれば転流前に勝負をつけたいところだ。

 

15号のシンカーをつけた赤いタイラバで、流れの底を丁寧に探っていく。

 

ゴツゴツ、ゴン!

 

来た!やっと来た! 早朝からランガンしてやっと来た。

 

この力強く叩くような首振り感、このリールが巻けないほどの重量感。

 

流れに乗って重いだけかもしれないので大きさは分からないが、マダイには間違いない。

 

しばらく膠着状態のファイトが続く。

 

強引に寄せるか、沖で疲れるのを待ってから寄せるか。

 

途中には大きな岩がゴロゴロ積み重なる斜面もあるし、その上にはガラ藻やワカメが生い茂っている。

 

よし、勝負!

 

レバーブレーキを握りしめて、ロッドのパワーでリフトアップ。

 

斜面に引っ掛かったり、藻場に突っ込まれたりする前に、強引に浮かせる作戦に出た。

 

腕がだるくなってきたが力は緩めない。

 

だが力任せというのも危ないので、肘と手首は柔らかくしておいて、相手の動きをいなすことも必要だ。

 

なかなか浮いてこないし、なかなか姿が見えない。

 

まだか?

 

ヤバイ!動かなくなった。

 

どうやら藻の中に突っ込んでしまったようだ。

 

少し様子をみたが、出てきそうにないので最後の勝負。

 

ロッドを目一杯曲げて、強引に引き抜きにかかる。

 

よし、抜けた。

 

やがて水中の岩の向こうに、青白く光る魚体が見えた。

 

岩にラインを擦らないように、ロッド操作しながら最後のリフトアップ。

 

そしてタモ入れ。

 

マダイ
疲れた〜、けど釣れた〜

 

マダイ52p
サイズは50pチョイといったところだが、流れに乗って良く引いてくれた。

 

早朝からランガンして、釣れたのはお昼前。

 

腕も心も痺れる1枚だった。

 

 

ショアラバタックルデータ

リール シマノ ハイパーフォースLB C3000MHG

指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。
ベールの開閉操作なしで、リールを逆転させてタイラバをフォールさせることができます。
ハンドルはフォール時にブレがないようにダブルハンドルに交換しています。

ロッド ダイワ 20 オーバーゼア AIR 109ML/M

シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それそれにマダイのアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このロッドに行きつきました。
ショアラバ用として、特にマダイ狙いには最適なロッドです。

メインライン デュエル ハードコアX8 1.0号 200M

糸鳴りの少ない8本撚りで、10m毎に色分けされたPEラインです。200mのものを選んでいます。
釣行毎に先の傷んだ部分を切り捨てて、残り150mになったら交換。

リーダー トヨフロン スーパーLハード 5号

ハリス用フロロカーボン糸の5号で、メーカーには特にこだわりはありません。
投げる時にノット部分をガイドの外に出せるように、リーダーの長さは1.5m程度にしています。

タイラバ 自作タイラバ10号 ※作り方はコチラ
ランディングシャフト モビリックランディングシャフト 480cm

移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。
昌栄 TOOL フレックスアーム Ver.IIを使って、玉枠は直径60cmを取り付けています。

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