前回のポイントからスタート
12月22日(日曜日)は、先週65cmのヒラメが釣れた高松市ポイントからスタートした。
2匹目のドジョウならぬ、2匹目のヒラメ狙いだ。
現場に着くと、いるいる♪
カンムリカイツブリ (Photo by 写真AC)
先週より数は減っているようだが、この水鳥が潜水行動をしているという事は、ベイトがいるのだ。
しかも釣り人の姿はなく、岸壁に停泊船もなく、俺の釣りを邪魔するものは何もない。
攻撃開始〜。
追い風に乗せてタイラバを遠投し、ヒラメを探して絨毯爆撃を開始した。
たっぷり2時間をかけて、岸壁を端から端まで丹念に探っていくが・・・
ノーバイト(チーン)
先週のヒラメでこのポイントは終わりなのか?
それとも潮の加減で居ても食わないのか?
いずれにしても釣れるヒラメは居ないと判断して移動することにした。
河口のシャロー攻め
ベイトフィッシュがいるのはどこなのか。
何カ所かポイントを見て回り、やっと複数のカンムリカイツブリが潜水行動を繰り返している場所をみつけた。
しかしそこは、河口絡みのシャローポイントだった。
ヒラメの実績はないし、攻めた事もない場所だった。
いや、昔(30年ぐらい前)ここでハゼ釣りをしたことはあったかな。
とにかく浅いことは分かっている。
シャロー用に用意していた8号のシンカーをセットしたタイラバを投げてみる。
しかし、相当速く巻かないとボトムを擦ってしまう。
だめだ、ここは浅すぎてタイラバでは攻められない。
プロトのメタルジグ
ショアラバで攻めあぐねるようなシャローにも、ヒラメは居る可能性がある。
そんな時はショアラバに拘らず、他のルアーで攻めるべし。
過去にはスピンテールなどのルアーでも、ヒラメを釣った事はあるではないか。
そこで取り出したのは、40gのメタルジグ。
実は前日に、ミウラデザインの橋本さんから、プロトのメタルジグを託されていたのだ。
なんでもS字型のデザインで、ただ巻きでウネウネと泳ぐ設計らしい。
40gの重量があるが、リトリーブで浮き上がりが良ければシャローでも使えるかもしれない。
とりあえずフルキャスト。
飛行姿勢もきれいで、飛距離も十分。
そして着水後あっという間に着底。
そこから巻き始めたが、どうやらボトムを叩いてはいないようだ。
試しにリトリーブスピードを落とすとボトムを叩いたが、8号のタイラバよりはゆっくり引ける。
これなら使えそうだ。
足を使って移動しながら広く探れる場所ではなかったので、扇形にキャストしてできるだけ広く探っていく。
そして正面に投げて、着水後に巻き始めようとすると・・・。
ん?何かに引っかかった?
いや動いてる、魚だ!
泳ぐ設計のメタルジグだが、どうやらフォールで食ってきたようだ。
何だ何だ?
ヒラメか?
それとも他の魚か?
かくして、プロトメタルジグを咥えて上がって来たのは・・・
本命のヒラメ
サイズは45cmだったが、ぷっくりと肉厚な魚体
普段はヒラメ狙いはショアラバ一辺倒なのだが、他のルアーでシャローを攻めるのもアリだな。
ショアラバタックルデータ
リール | シマノ ハイパーフォースLB C3000MHG |
指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。 |
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ロッド | ダイワ 20 オーバーゼア AIR 109ML/M |
シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それそれにマダイのアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このロッドに行きつきました。 |
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メインライン | デュエル ハードコアX8 1.0号 200M |
糸鳴りの少ない8本撚りで、10m毎に色分けされたPEラインです。200mのものを選んでいます。 |
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リーダー | トヨフロン スーパーLハード 5号 |
ハリス用フロロカーボン糸の5号で、メーカーには特にこだわりはありません。 |
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タイラバ | 自作タイラバ10号 ※作り方はコチラ |
ランディングシャフト | モビリックランディングシャフト 480cm |
移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。 |