ショアラバ マダイ 香川県 坂出市

美しい桜鯛が釣りたい

お手軽なショアラバのターゲットの中でも、マダイは大好きな魚のひとつ。

 

引きの強さや食味の良さも魅力だが、「桜鯛」と呼ばれる姿の美しさもマダイの大きな魅力だ。

 

桜鯛というからには、桜が咲いているうちに、その美しい姿を見ておきたい。

 

そこで4月上旬の穏やかな天気の日を狙って、ショアラバでマダイを狙ってみた。

 

時合いは1時間

マダイは潮通しの良いポイントを狙うのがセオリー。

 

しかしあまり潮が速すぎても釣りにならない。

 

なぜなら、ショアラバは底が取れることが前提の釣りなのだ。

 

今回のポイントも普段は激流で、底とりが難しいようなところだった。

 

それでも1日に数回は潮が緩むタイミングがある。

 

今回はそのタイミングを狙って、ゆっくりお昼前に現地入りした。

 

約1時間の時合いだけを狙って、短時間集中で桜鯛を狙ってみる作戦だ。

 

1時間経過

一応狙ったタイミングの30分前に現地入りする。

 

駐車場には数台の車が止まっていたが、見渡すかぎり誰もいない。

 

水面を見ただけで分かるほどの激流だったので、フカセや投げの釣り人は他のポイントへ行っているのだろう。

 

足下では岩に当たった潮流が渦を巻いている。

 

それでも、もうすでに潮が緩み始めているようだ。

 

当日は大潮なので、一番潮の速い時間帯だとこんなものではないはず。

 

タイラバのシンカーは、15号(約56g)を選んで釣りを開始した。

 

釣りを開始して30分、潮の流れがだいぶ緩んできて底とりが楽になってきた。

 

そして開始後1時間、ほとんど流されなくなったので広範囲に探ってみるがアタリがない。

 

あれ? まだ時期が早かった?

 

グリーンのネクタイにヒット

やがて潮は向きを変えて、ゆっくりと逆方向に流れ始めた。

 

この潮の動き始めもアタリが出やすいタイミングなので集中して狙っていく。

 

ここで自分の気分を変えるために、ネクタイをオレンジからグリーンに変えてみた。

 

約100m沖まで遠投して、そこからフリーフォールで底を取る。

 

着底したら、リールを10回巻いてまたフォール。

 

このときレバーブレーキ付きリールは、ベールを開閉せずに一連の動作ができる。

 

タイラバが沈むのに合わせてスーっとラインが出ていくので、激流ポイントでも着底が分かりやすい。

 

それに着底からの巻き始め(タッチ&ゴー)も素早くできるのだ。

 

そして2回目の着底からの巻き始めだった。

 

コツコツ・コココ・・ゴンゴン!

 

待望のアタリが来て、そのまま巻き続けてフッキング成功。

 

叩くような首振り感からして、マダイに間違いなさそうだ。

 

この引きの強さもショアマダイの魅力。

 

流れにも乗っているので、簡単には寄って来ないし浮いても来ない。

 

突っ込みをいなしながら、無理しないようにゆっくりじっく寄せてくる。

 

結構時間がかかったが、やっと水中で青白くギラリと光る魚体が見えた。

 

足下の水中には大きな岩も突き出ているので、足下の攻防もスリリングだ。

 

深いところで青白く光った魚体も、水面まで来ると美しい桜色に輝いている。

 

最後は無事にネットイン。

 

釣りたかったのはこの魚です

 

香川県坂出市の桜鯛(マダイ)ブツ持ち写真
釣れました、きれいな桜鯛

 

香川県坂出市の桜鯛(マダイ)アップ写真
針は2本ともいいところに掛かっていた。

 

マダイ計測写真
サイズは50cm弱といったところ

 

魚の写真を撮って、それから活〆して血抜きして神経締めまで施す。

 

そんなことをしている間にも、潮の流れはどんどん加速していた。

 

海を見ただけで分かるほどの激流に変化していたのだ。

 

とりあえず、釣りたい魚は釣れたので、これで今日の釣りは終了。

 

時合い終了ギリギリのタイミングだった。

 

駐車場で、満開の桜をバックに記念撮影。
桜と桜鯛
桜が散る前に釣れてよかったー(^o^)

 

 

 

タックルデータ

ロッド ショアガンエボルブ SFSGS-106M+FL フラットフィッシュエディション

シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それにアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このサーフヒラメ用ロッドに行きつきました。
ショアラバ用としておすすめのロッドです。

リール シマノ 11エクスセンス LB SS C3000 HGM

指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。
ハンドルはフォール時にブレがないようにダブルハンドルに交換しています。

メインライン デュエル ハードコアX8 1.0号 200M

糸鳴りの少ない8本撚りで10m毎に色分けされたPEラインで200mのものを選んでいます。
釣行毎に先の傷んだ部分を切り捨てて残り150mになったら交換。

リーダー トルネードVハード 5号

ハリス用フロロカーボン糸の5号でメーカーには特にこだわりはありません。
投げるとき時にノット部分をガイドの外に出せるようリーダーの長さは1.5m程度にしています。

ランディングシャフト モビリックランディングシャフト 480cm

移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。
昌栄 TOOL フレックスアーム Ver.IIを使って、玉枠は直径60cmを取り付けています。

 

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