数日前、青物を狙ってみたら80cmのブリが釣れた。
香川県沿岸では、あちこちでイワシやコノシロといったベイトが岸に寄っているようだ。
ならば底を叩けば、ヒラメが釣れるかもしれない。
とはいえ、青物の情報が出回っているポイントは、週末ともなれば人だらけのようだ。
でもヒラメなら浅い場所にもいるので、青物狙いの人混みは避けられる。
そこで今回は、5月にヒラメが釣れた観音寺市でヒラメを狙ってみることにした。
開始早々、本命ヒラメ?
10月30日、土曜日。
現場に着いたのは、午前6時過ぎだった。
海の様子を見ると、カタクチイワシらしきベイトの群が水面付近を泳いでいる。
沖にはカモメもいる。
よし、ベイトはいる。
当日の潮は、長潮の下げ始め。
あまり動かない潮なので、少しでも流れが出そうな場所を選んで釣りを開始する。
水深は5m~7mといったところだろうか。
浅いので、タイラバのシンカーは軽めの10号を選択。
ネクタイはお気に入りの赤カーリーをセットした。
流れの筋になるであろうラインに沿って、投入点を少しずつずらしながら底付近を探っていく。
すると数投目のリトリーブ中に、ゴツ!という重量感のあるアタリが来た。
乗っているか確認するようにロッドを立てる。
お、なんか来た!
この重量感、このヘッドシェイク、これは・・・本命っぽい。
しかも引きの強さと重量感からして、かなりデカそうだ。
ヒット後に2度ほど強い突っ込みを見せたが、距離は短いので青物の引きではない。
レバーブレーキを使って無理せずいなしながら、慎重にゆっくり寄せてくる。
ガツガツとロッドを揺らす首振りもあるが、マダイのゴツン・ゴツンという独特の引きではない。
それでもかなりの重量感だ。
この重量感、このヘッドシェイク、これは・・・本命っぽい。
まだ魚の姿は見えないが、タモ入れしやすいようにと、一段下の足場に降りようとしたときだった。
フッ
突然ロッドから重量感が消えた。
痛恨!バラシ。
掛かりが浅かったか? 無念!
せっかくのワンチャンスをミスしてしまった。
でもまだベイトはいるし、チャンスはあるかもしれない。
気を取り直して投げ始めたが、この頃からヤバイ感じがしていた。
釣り続行不能
来た・・・、やっぱり来た。
朝の釣りは、これがあるからやっかいだ。
第1波はまだ穏やかだったが、第2波・第3波とだんだん強くなってくる。
このままでは人間失格になってしまう恐れがある。
仕方ないので、釣りを中止してポイントを後にした。
急いで車に戻り、そして車を走らせる。
その間にも第4波が襲ってくる。
ヤバイ、第5波が来たら耐えられないかも知れない。
その第5波と同時に、目的地に到着。
ふぅ、間に合った・・・
ショアラバ第2ラウンド
トイレのついでに飲み物を買って休憩。
この後、近くで用事があったのだが、時間までまだ2時間近くある。
そこで、海へ戻って時間つぶしすることにした。
朝一のポイントとは、少しだけ場所を変えて釣り開始。
先ほどの場所よりさらに浅いが、緩やかな流れと地形変化がある場所だ。
沖には鳥もいるし、足下にはベイトの群も見える。
もうワンチャンスあるか?
足場を少しずつずらしながら、広く探っていく。
すると、うっすら潮目が見えていたあたりで、またリトリーブ中にコツン!
来た!
なんだ?
バラシたやつほどの重量感はないが、引きはけっこう強い。
そして激しいヘッドシェイク。
この引きは・・・
そして水面下に姿を現したのは、おなじみのマゴチだった。
最近よくお会いしますね(笑)
意外と良いサイズ
その後もヒラメを求めて、タイラバやメタルバイブなんかも投げてみたがノーバイト。
9時過ぎにエソが釣れたところで、タイムアップとなってしまった。
ヒラメは次回に持ち越しだな。
ショアラバタックルデータ
リール | ダイワ スイッチヒッター SH-LBD |
指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。 |
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ロッド | ショアガンエボルブ SFSGS-106M+FL フラットフィッシュエディション |
シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それにアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このサーフヒラメ用ロッドに行きつきました。 |
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メインライン | デュエル ハードコアX8 1.0号 200M |
糸鳴りの少ない8本撚りで10m毎に色分けされたPEラインで200mのものを選んでいます。 |
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リーダー | トヨフロン スーパーLハード 5号 |
ハリス用フロロカーボン糸の5号でメーカーには特にこだわりはありません。 |
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タイラバ | 自作タイラバ12号 ※作り方はコチラ |
ランディングシャフト | モビリックランディングシャフト 480cm |
移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。 |