緊急事態宣言解除
5月14日、約1カ月ぶりに緊急事態宣言が解除された。
外出自粛要請も一応解かれたという事で、少しづつ釣りに行くことも考えてみよう。
1カ月以上も釣りに行かなかったのなんて、何年ぶりだろうか・・・
復帰戦は朝マズメ限定のマダイ狙い
緊急事態宣言解除開けの5月15日(金)
いつもより3時間早く起きて、朝マズメ限定でマダイを狙ってみることにした。
いつもより3時間早起きすれば、往復の時間を考慮しても1時間ぐらいは釣りができる。
夜が明け始めたまだ薄暗い午前4時半過ぎに現場に到着。
周りには民家もなく、見渡す限り誰もいないので、ここなら問題ないだろう。
急いで準備して護岸に降り、12号のタイラバを投げ始めた。
ところが開始早々、根掛かりでタイラバを1個ロストしてしまった。
手前が浅くて50m以上先に急なカケアガリがあるポイントなのだが、この時期はガラ藻がけっこう茂っているようで、回収中に藻に掛かってしまうようだ。
明るくなってきて、偏光グラス越しに藻が濃い場所が見えるようになってきた。
とにかく90m〜100m先まで遠投して、70mラインまで探ったら、後は藻の濃いラインを避けて高速回収。
これで何とか釣りになりそうだが、問題は魚を掛けた後でどうやってカケアガリを越えるかだ。
でもまぁそんなことは魚が掛かってから考えればいいや、なんて思っていたら、ゴツゴツという本命っぽいアタリが来た!
そのまま慌てず巻き続けてフッキング成功。
首振りの重量感からして良型マダイ確定!
と胸が高鳴った次の瞬間、まさかのスッポ抜け?
掛かりが浅かったのだろうか、久しぶりの手応えだけを残してバレてしまった。
結局この日は、このワンチャンスのみで時間切れとなってしまったので、午前6時前には撤収となった。
月曜日早朝に再チャレンジ
土日は密を避けるために釣行はお休みし、5月18日の月曜日早朝に再びマダイを狙ってみることにした。
ただし前回アタリがあったポイントは、当日の潮位では釣りにはならないだろう。
そこで今回は、久しぶりに地磯に入ってみる事にした。
地磯といっても車からちょっと歩けばいいだけの、お手軽な小磯ポイントだ。
時間帯によっては激流で釣りづらいポイントだが、当日の潮なら緩み始めと朝マズメが重なって、絶好の時合いになるだろうという読みだった。
まだ薄暗いうちに現場に付いたが、安全のために明るくなるのを待ってから磯に降りる。
水深があって流れも速いので、タイラバは15号を選択。
やがて東の稜線から朝日が顔を出し、思惑通りに潮の流れも少し緩んできた。
チャンスがあるとすればこのタイミングだ。
ところが、アタリのないまま時間が過ぎていく・・・
6時前には撤収予定なので、残り時間はあと少し。
今日はダメかな?と思い始めたところで待望のアタリが来た!
いきなり叩くような力強い首振りが手元に伝わってきたので、一発でフッキングしたっぽい。
前回はここでバラしたので、念のためにアワセを一発入れてからファイト開始。
ヒットポイントは90mほど沖だったので、マダイの力強いファイトを存分に楽しめる。
流れにも乗って簡単には寄って来なかったが、時間をかけて何とか残り30mまで寄せてきた。
しかし問題はここからだ。
ラインは急角度になったが、魚体はまだ目視できない。
足下には沈み根が張り出しているので、これを避けながら魚を浮かさなければならないのだ。
この磯際の攻防のスリリングさも、ショアラバの楽しみなのだが、寄せるのに時間をかけたせいか、今回は難なく磯際をクリアできた。
無事に取り込んだ本命のマダイ
サイズの割には良く引いた1匹だった
オスのマダイは顔つきがゴツイ
この1匹で満足したので、急いで写真を撮って撤収。
乗っ込みマダイのシーズンに間に合ってヨカッタヨカッタ^^
妖怪アマビエでコロナ退散?
出典:水木プロダクション
新型コロナウィルスの感染拡大で、SNS上では「#みんなのアマビエ」「#アマビエチャレンジ」などのハッシュタグとともにさまざまな「アマビエ」が投稿されているとか・・・
ゴツイ顔つきのマダイの写真を仲間内のグループLINEに投稿したろころ、誰かが「妖怪アマビエのようだ」とコメントしていた。
そんな訳はないとは思うのがだが…
このマダイを釣った数日後に、突然原因不明の発熱に見舞われた。
発熱者外来へ
翌日になっても熱が下がらなかったので、念のために病院に電話して診てもらえるか聞いてみた。
すると、まずはそのまま電話で問診だった。
症状の他にも、海外渡航歴とか、海外渡航者と接触したかとか、県外へ出たかとか、基礎疾患があるかとか・・・
一通り聞かれて、それでは病院の駐車場に着いたらもう一度電話くださいという事になった。
病院に着くと、看護師さんが駐車場まで出迎えてくれて「発熱者専用外来」と書かれた通用口に案内された。
狭く仕切られた一角で座って待っていると、来ました防護服にフェイスシールド姿のドクター。
診察の結果「喉が腫れていますね」という事で、抗生剤や解熱剤が処方され、薬の受け取りや会計も裏口で済ませて帰宅となった。
発熱4日目
これで治るかと思いきや、その日の夜中には
さらにその翌日も
これで4日連続37.5℃超えを達成…
こうなってくるとさすがに心配になってきた。
心なしか呼吸も少し苦しいような、咳まで出るようになってきたような・・・
さらに5日目の朝も
下がり切らない体温に不安になり、もう一度病院で診てもらう事にした。
肺炎の疑いがあります!?
例によって電話問診の後、通用口に通されて
狭く区切られた場所で待っていると、今回は何やら仰々しいマシンが運び込まれてきた。
どうやらここで肺のレントゲン写真を撮るようだ。
レントゲン撮影が終わって、しばらくその場で待っていると、カーテンの隙間からドクターが顔を出して・・・
「ちょっと肺炎の疑いありなんですよ。次CT撮りましょう。」
え?うそでしょ?
・
・
やっぱり
コイツが妖怪アマビエだったのか?
もしかして俺、呪われた?
ドキドキしながらCT検査を受け、次に診察室に呼ばれた。
CTで撮った肺の断面写真を見せられながら、ドクターからの説明は
「もしCTで肺炎所見があったら、次はしかるべきところに紹介状を書くところでしたけど、どう見てもコロナではないので安心してください^^」
「喉の腫れも引いてるし、このまま回復するでしょう。」
との事で、最終ステージのPCR検査へ進むことなく無罪放免(ホッ)
帰りは一般の会計窓口で清算して、正面玄関から病院を出ることができた。
いやー、ややこしい時期に発熱するとホント大変!
体調管理には十分気を付けましょう。
#アマビエチャレンジ
#コロナに負けるな