ショアラバ マダイ 香川県 高松市

年末年始の連休がやってきた。

 

クリスマス寒波で海水温は一気に平年値を下回っていたのだが、これが吉と出るか凶と出るか・・・

 

高松の海水温グラフ
 屋島湾(高松市)の海水温グラフ 出典:香川県水産試験場

 

連休初日の12月24日は、お昼過ぎからヒラメを狙ってみた。

 

まずは様子見で、潮通しの良いシャローを狙ってみたがノーバイトだった。

 

そこで連休2日目の12月25日は、午前中の潮が大きく動く時間帯を狙ってみることにした。

 

タイドグラフ
潮順は大潮後の中潮初日だった。

 

冷たい西風が5m以上吹いていたので、風裏となる場所を探して高松近郊を朝からウロウロする。

 

そして選んだのは、港湾部の奥の方のポイントだった。

 

クリスマス寒波で外海は荒れていただろうから、魚は港の奥に入ってるかもしれない。

 

港奥の水面では、カイツブリや鵜などの水鳥が浮いている。

 

カンムリカイツブリ
カンムリカイツブリ

 

ウミウ
ウミウ   写真出典:フォトAC

 

ただ羽を休めているのではなく、何度も海中に潜っている様子が観察できた。

 

どうやらこのあたりにベイトはいるようだ。

 

潮もゆっくりではあるが動いている。

 

港奥でこのくらい流れがあれば上等。

 

水鳥のいるエリアを中心に攻撃を開始した。

 

1投ごとに立ち位置をずらしながら、ポイントを広く探ってヒラメを探していく。

 

すると開始30分ほどで、リトリーブ中に抑え込むようなアタリが来た。

 

ボトムに当たったのか、魚のアタリなのか、半信半疑でロッドを立てる。

 

何かが掛かっている。

 

巻き始めるとヘッドシェイクの感触が手元に伝わって来た。

 

これは・・・、ヒラメっぽい。

 

それほど大きくはなさそうだったが、慎重に寄せてくる。

 

寄せる手応えでヒラメに違いないと確信が持てた。

 

やがて足下の海中に褐色の魚体がユラリと浮いてくる。

 

そして身をひるがえした瞬間に真っ白な腹が見えた。

 

やはりヒラメだ。

 

最後は慎重にタモですくって、今季初ヒラメを釣ることができた。

 

ヒラメ45cm
ヒラメを意識したタイラバのカラーセレクトが良かったのか?

 

ヒラメ45cm(メジャー写真)
サイズは45cmと小ぶりながら、初物なのでキープ

 

時間はまだ午前10時だったので、今日はもう少し遊んでいくことにした。

 

ヒラメをストリンガーに掛けて、釣りを再開する。

 

次はできれば60cmUP、せめて50cmUPが欲しいところだ。

 

1投ごとに立ち位置をずらしながら、港のさらに奥に向かってすすんでいく。

 

そしてほぼ最奥に差し掛かった。

 

遠投して足下まで丁寧にさぐっていると、その足下で「ゴン!」と引ったくるようなアタリが来た。

 

先ほどの抑え込むようなアタリとは対照的な、明確なアタリだ。

 

一発でガッツリ針掛かりした感触だったが、ちょっと小さい。

 

ヒラメ35cm
あら? サイズダウンでソゲっちまったぜ・・・(^^;)

 

その後、港の最奥まで丁寧に探ってみたが追加はなし。

 

それでも小型とはいえ2枚釣れたので、寒ビラメシーズンは開幕と言えそうだ。

 

ヒラメ2枚ブツ持ち写真
海からのクリスマスプレゼントかな(^^)

 

サイズアップは次回に持ち越しですな。

 

 

ショアラバタックルデータ

リール  ダイワ スイッチヒッター SH-LBD

指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。
ベールの開閉操作なしで、リールを逆転させてタイラバをフォールさせることができます。
ハンドルはフォール時にブレがないようにダブルハンドルに交換しています。

ロッド ダイワ 20 オーバーゼア AIR 109ML/M

シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それそれにマダイのアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このロッドに行きつきました。
ショアラバ用として特にマダイ狙いには最適なロッドです。

メインライン デュエル ハードコアX8 1.0号 200M

糸鳴りの少ない8本撚りで10m毎に色分けされたPEラインで200mのものを選んでいます。
釣行毎に先の傷んだ部分を切り捨てて残り150mになったら交換。

リーダー トヨフロン スーパーLハード 5号

ハリス用フロロカーボン糸の5号でメーカーには特にこだわりはありません。
投げるとき時にノット部分をガイドの外に出せるようリーダーの長さは1.5m程度にしています。

タイラバ 自作タイラバ12号 ※作り方はコチラ
ランディングシャフト モビリックランディングシャフト 480cm

移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。
昌栄 TOOL フレックスアーム Ver.IIを使って、玉枠は直径60cmを取り付けています。

 

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