香川県坂出市のマダイ・チヌ 2017/5/14
釣友のゲンキマンから久々の釣りのお誘い。
なんでも香港から友達が来ているので香川の魚を釣らせてあげたいとかで、それならばとショアラバにいく事になった。
朝の潮位が低いので、地磯へマダイ狙いに行くことも考えたが、何とかKUGAさんに香川の魚を釣ってもらおう!
という事でマダイよりは確率の高いであろうマゴチを釣りに行く事にした。
ポイントも足場の良い岸壁を選択。
5月14日(日曜日)朝、サビキ釣り師で賑わう岸壁に集合した。
ファミリーフィッシングっぽいポイントだが、そんな場所でもマゴチなら3人で2時間もやれば1本ぐらいは釣れるだろう。
サビキ釣りでは小イワシがポロポロ釣れていたので、ベイトは入っているようだ。
ゲンキマンがKUGAさんのタックルもセットする。
タイラバはもうすぐAbuGarciaから発売予定だというカチカチ玉というのを付けていた。
一応自分がマゴチの狙い方を一通り説明し、3人で期待を込めてキャスト開始。
開始から30分ぐらいだっただろうか。
最初にロッドを曲げたのはKUGAさんだった。
ロッドが強く絞り込まれながら叩かれているので、良い型のマゴチのようだ。
周りの釣り人が見守る中、KUGAさんがリールを巻く。
かくして上がってきたのは
45cmの立派なチヌだった
本命ではなかったが、無事に香川の魚を釣ってもらえてヨカッタ・ヨカッタ (^-^)
案内人としての役割も果たせて一安心だ。
次は本命のマゴチをという事で、引き続き3人でキャストを再開する。
すると次にロッドを曲げたのはゲンキマンだった。
ヒットの直後から景気よくドラグからラインが引き出されていく。
これは・・・ マゴチではない(笑)
ある程度走ったところで寄っては来るようになったが、それでもまだ時々ドラグを鳴らしている。
あまりのヒキの強さから、エイを疑っているようだ。
しまっ 「うん、掛けてるのは見たことあるけど・・・」
2年前の雑誌取材の時にあかひれさんが(笑)
※写真は月間釣り画報2015年7月号より転載
しかしエイにしてはヒキがおかしい。
横から見ていてツッコミと首振りが激しすぎるのだ。
確かに、動きはタイっぽく見えなくもない
しかしこんなファミリーフィッシング的なまったりした岸壁で、おまけに干潮潮止まりだというのに鯛はないだろう。
考えられるのは
そうか、きっとヤツに違いない ( ̄ー ̄) 確信
鯛は鯛でもオデコにコブのアレだろ(笑)
KUGAさんが玉網を構える
やがて水中から謎の大物が姿を現した
ゲンキ 「あ・・・、タイ? やった!タイやー」
喜ぶゲンキマン
くっくっく、色は似てるけど残念だったな
タイはタイでもオデコにコブのある・・・
あれ?
あれれ、コブがない・・・
そしてとうとう大鯛がKUGAさんの構える無事タモに入った
これを上げる時に玉の柄が折れるアクシデントもあったが
こんなところでその魚はないぜゲンキマン
カチカチ玉がマダイ上唇をしっかり捉えている
計測したサイズは70cm 美しい姿の♀のマダイだ
周りの釣り人も寄ってきて驚いている
(そりゃそうだ)
大きいけど綺麗で美味しそうなマダイだったので、自分がその場でナイフ血抜きして神経締めを施す。
ショアラバでは美味しい魚がよく釣れるので、ナイフや神経締めワイヤーの準備はしてきているのだ。
さて、これで魚を釣っていないのは自分だけになってしまった。
まぁゲストに先に釣ってもらうのが案内人の役目なのですよ。
このまま一人ホゲリでは終われないので、ちょっと真剣にマゴチを狙ってみる。
ベイトのイワシが見えたので、ネクタイをキットカットカーリーに交換。
マゴチの泳層であるボトムを丁寧に探って
違う、コレじゃねえ
さらに丁寧にトレースラインを変えながら、やっとの事で
最後に本日の本命マゴチを無事ゲット(ホッ)
という事で
今日はマゴチ釣りだったので、ゲンキマンとの勝負は俺の勝ちね( ̄ー ̄)
↓オマケ動画
カチカチ玉 侮り難し・・・
アブガルシア カチカチ玉 40+5g