長い防波堤の先端からスタート
前日の2019年初釣りでは、60UPのヒラメが釣れたので、調子に乗ってまたヒラメ釣りに出かけてみた。
ただし同じポイントをやっても面白くないので、今回は高松市民の憩いの場になっている長い防波堤に来てみた。
ここに来るのは、2年半ぶりぐらいだろうか。
その時は何も釣れなかったが、機会があればもう一度じっくりやってみたいと思っていた場所だ。
今日はほとんど風もなく、快晴で絶好の釣り日和だ。
釣りを開始したのは朝7時過ぎ。
まずは流れが激しい防波堤先端で、扇形にキャストを繰り返して一通り探ってみる。
先端付近は、潮の流れが速くて複雑で、いかにも釣れそうな雰囲気がある。
しかし、速い流れの筋にタライバが入ると、あっとう間に流されてしまってちょっと攻めづらい。
それでも有望なのは先っちょだろう、と思ってやってみたが、期待に反してアタリはない。
先端を一通り探り終えた頃にレッカーさん登場。
ここからは2人で長大な堤防を攻めてみる。
開始1時間で50UPのヒラメ
堤防先端を180度探って反応がなかったので、次はいつもの塗りつぶしメソッドだ。
1キャスト毎に横に数歩ずつ移動しながら、面を塗り潰すようにボトムを探っていく。
散歩やジョギングの人も結構いるので、キャスト時は1投毎に左右後方の安全確認は怠れない。
そして開始1時間が経とうとしていた頃だった。
約100m先まで遠投してボトムを取り、そこから一定速度でリトリーブしていると、コツン!と叩くようなアタリが来た。
ロッドを立てるとズッシリした重さを感じたので、アワセを一発。
キタ――(゚∀゚)――!!
「レッカーさん来たよー」
30mほど離れた位置にいたレッカーさんに声をかけて、慎重にリールを巻く。
レッカーさんがロッドを置いて駆けつけてくれる。
散歩のおばさんや投げ釣りのおじさんも「何が釣れたの?」見に来る(笑)
やがて真下まで寄ってはきたが、まだ魚の姿は見えない
そういえばこの防波堤は下がスリットになっているはずだ。
コンクリートの隙間に入られるとヤバイ!
そこで、ここからは少々強引に魚を浮かせにかかる。
やがて足下に茶色い魚影が見えた。
最後はレッカーさんにタモ入れしてもらって、無事ランディング成功。
いえ〜い 釣れたぜ〜(喜)
サイズは52cmと食べ頃の寒ビラメだ
急いでシメて血抜きして・・・といきたいところだが、市民の憩いの場にもなっている美しい堤防を血で汚すことはできない。
仕方ないので、約600m先の水際に降りられる護岸のところまで、ヒラメをブラ下げて歩いていく。
その間でも、ヒラメをブラ下げたままたくさんの人とすれ違うので、誇らしいような気恥しいような・・・
急いで魚をシメて血抜きして、さらに車まで戻ってクーラーBOXに魚を放り込こむ。
それからまた防波堤の元の場所まで小走りで戻る。(ハァハァ)
内向きで2枚目
開始1時間で良型ヒラメが釣れてしまったが、まだ時間は9時前なので2枚目を狙って釣りを再開する。
レッカーさんにはまだアタリはないようだ
そういえば防波堤の外向きばかりやっていたが、内向き(港内側)はあまりやっていなかった。
そこで内向きもチェックしてみる。
1キャスト毎にトレースラインを少しずつずらしながら探っていると、コツン!
キタ――(゚∀゚)――!!
またまた30mほど離れた位置にいたレッカーさんに声をかけて、慎重にリールを巻く。
レッカーさんがロッドを置いて駆けつけてくれたが、カメラを構えていてタモ入れを手伝ってくれる雰囲気はない(笑)
本日2枚目という事で、これはセルフでタモ入れにチャレンジ。
この防波堤は足場が高いので、一人タモ入れは楽ではないが、もたつきながらも無事にタモ入れ成功。
いえ〜い 2枚目釣れたぜ〜 (でき過ぎ〜)
サイズは先ほどとほぼ同サイズの51cm
あ・・・ これまた駐車場まで魚をもって行かないと・・・
仕方ないので、先ほどと同じように一旦車に戻って魚をクーラーに入れて一息ついて、それからまた防波堤に戻る。
本日3枚目はレッカーさん
釣り場まで歩いて戻っていると、ポケットの携帯が鳴った。
レッカーさんからだ。
レッカーさんもヒラメを釣ったと言う。
急いで走って戻ってみると
レッカーさんやったね(^o^)
タモ入れは近くにいた投げ釣りのおじさんに手伝ってもらったらしい。
ヒットポイントは足下だったという。
これも53cmと良型で肉厚の寒ビラメ
さてレッカーさんにも防波堤往復罰ゲームを楽しんでもらいましょうか( ̄ー ̄)
と思ったら、レッカーさんはクーラーBOXを持ってきていないと言う。
じゃ僕のクーラーに一緒に入れとく?ってのはいいんだが・・・、もう一往復は勘弁!
こんな事なら最初からクーラーBOXを持って来ておけばよかった。
ウェストバッグにはストリンガーが入っていたので、レッカーさんのヒラメはストリンガーにつないでおくことにした。
足場が高いのでストリンガーのロープは水面には届くが海底には届かない。
水中でヒラメが宙づりになってしまうけど、まぁ大丈夫だでしょう(多分)
という事で2人で釣り再開。
まだ長大な防波堤の先端から4分の1ぐらいの範囲しか探ってないし、それでこれだけ釣れたという事はまだ居るかも?
しかしその後はアタリなし。
開始から4時間でまだ広大な釣り場のほんの一部しか探れてないが、腹も減ったし、集中力も切れてきたし、釣果にも満足したので
本日の釣りを終了とした。
意外と釣れちゃう?寒ビラメ
前日の60UP1枚に続いて、2日連続で良型ヒラメが釣れたし、今日は2人で3枚も釣れた。
以前はヒラメなんて狙っても簡単に釣れるようなものではないと思っていたが、ショアラバで狙えば案外釣れるのかもしれない。
釣れたポイントも、昨日と今日とはまったく趣の異なる別ポイントだった。
昨日のポイントは極端に浅かったが、今日のポイントも水深は10mもないぐらいだろうか。
今日は沖だけでなく港内や足下でも釣れたが、ボトム形状も特に目立った変化もない平坦な砂地のようだ。
場所もタイミングも条件も全く絞りきれないまま、それでもヒラメが釣れているのは何故なのだ?
ヒラメなんて狙ってもそう釣れるもんじゃないと思っていたのが勘違いだったのか?
それとも、たまたま釣れ続いているだけで、狙って釣れるようになったと思うのが勘違いなのか?
まだまだ場所や条件を変えて、いろいろ試してみないとダメだなこれは・・・
タックルデータ
ロッド | ショアガンエボルブ SFSGS-106M+FL フラットフィッシュエディション |
シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それにアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このサーフヒラメ用ロッドに行きつきました。 |
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リール | シマノ 11エクスセンス LB SS C3000 HGM |
指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。 |
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メインライン | デュエル ハードコアX8 200M 1.0号 |
糸鳴りの少ない8本撚りで10m毎に色分けされたPEラインで200mのものを選んでいます。 |
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リーダー | トルネードVハード 5号 50m |
ハリス用フロロカーボン糸の5号でメーカーには特にこだわりはありません。 |
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ランディングシャフト | モビリックランディングシャフト 480cm |
移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。 |