ショアラバ ヒラメ 香川県 丸亀市

2022年の年末は、小型とはいえヒラメが順調に釣れていた。

 

ところが年が明けてからの釣行では、アタリひとつない。

 

初詣のおみくじで「末吉」を引いたせいなのか?

 

2023年1月9日、今日は冬休み連休の最終日だ。

 

今日こそは50UP、できれば60UPのヒラメを釣りたい。

 

最後にドラマを起こすのだ。

 

埋め立て地の護岸で釣り開始

 

広い埋め立て護岸に到着したのは、まだ薄暗い6時前だった。

 

端から端まで見渡しても誰もいない。

 

風はほとんどなく、晴れていて絶好のヒラメ日和だ。

 

一見何の変化もない広大な護岸だが、じつは狙いは絞れていた。

 

それは、この護岸で一番海底の地形変化がある場所。

 

まだ薄暗い海面を見ると、海底の斜面に沿うように潮目が走っていた。

 

もうここしかないだろう。

 

潮はカケアガリの浅い方から深い方に向けてゆっくり流れている。

 

まずはカケアガリの上側の浅い場所からチェック開始。

 

そこから徐々に深い方へ移動して、カケアガリの斜面を丁寧にチェックしていく。

 

そしてカケアガリの下の深場までチェックし終えたがノーバイト。

 

おかしい、いるならここのはずなのに。

 

タイミングが違うのか?

 

そういえば少し潮が緩いような気がする。

 

気をとりなおしてカケアガリの上の浅い方に戻り、もう一度チェックしなおしてみることにした。

 

ふと気づくと、100mほど離れた場所に1人の釣り人が来ていた。

 

ベイトタックルでタイラバを投げているようなので、やはりヒラメ狙いなのだろう。

 

でもそこはフラットな地形が続く場所で、狙いの場所ではない。

 

ふっふっふ、ヒラメが釣れるなら絶対こっちなのだよ・・・

 

60アップのヒラメ登場

ヒラメがいる事を信じて、再度カケアガリをチェックしなおす。

 

すると先ほどより流れが速くなっていることに気が付いた。

 

さらに流速が増す。

 

チャンス到来、釣れるならこタイミングのはずだ!

 

階段を一歩ずつ降りるようなリフト&フォールでカケアガリ斜面を丁寧に探っていく。

 

さあ来い、座布団ヒラメ!

 

その辺に居るのは分かっているぞ。

 

そしてついに

 

ヒット!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隣の人に・・・

 

 

 

 

 

え?そっち?

 

 

上がって来たのは、どうやらヒラメのようだ。

 

遠目にも大きそうに見える。

 

このヒラメは後で聞くと62cmあったそうだ。

 

ううう・・・うらやましい・・・

 

そういえば、一昨日も同じようなことがあった。

 

場所とタイミングの読みが、微妙にズレているようだ。

 

新規ポイントへ移動

隣でヒラメが釣れたのだが、日が高くなってからは移動することを考えていた。

 

風のないこんな日は、新規の場所もやってみたいと思っていたからだ。

 

ちょうど釣友のさだぼう!さんがやってきたので、2人で新規ポイントをやってみることにした。

 

移動した先は、河口絡みのシャローで、地形変化もあるポイントだ。

 

ここは以前一度だけマゴチ狙いで探ってみたことがある。

 

でもその時は何も釣れなかったし、もちろんヒラメの実績はない。

 

でも以前からヒラメの居そうな気がしていて、機会があればもう一度攻めてみたいと思っていたポイントだ。

 

ここも数百メートルに及ぶ長大な護岸だ。

 

ただし足場は石積み護岸で、潮位が高くなれば水没してしまう。

 

滑りやい足場に注意しながら、釣りを開始した。

 

すると開始早々さだぼう!さんが

 

「なんか来ました」

 

見るとロッドが大きく曲がっている。

 

ゴミじゃないの?

 

「どうも本命っぽいです」

 

え?うそやろ?

 

そして

 

さだぼう!さんのヒラメ
え?まじで?

 

まだ2・3投しかしてないんじゃないの?

 

このヒラメは51cmだった。

 

やられた・・・

 

だがまだチャンスはあるはずだ。

 

隣のヒラメ

朝イチは隣でヒラメ、新規ポイントでも隣でヒラメ。

 

やはり読みはほとんど合っているけど、何かがズレている。

 

ヒラメはまだいるはずだ。

 

どんどん移動しながら探っていく。

 

どこだ、俺のヒラメ。

 

 

するとまた隣で・・・

 

 

さだぼうさんのソゲ
「また来ましたよ」

 

なんということか。

 

これ以上隣でヒラメを釣られてはたまらない。

 

広い護岸なので、さだぼう!さんから逃げるように歩いて移動。

 

200m以上離れて釣りを再開した。

 

しかし、投げても投げてもアタリは来ない。

 

そうこうしていると、さだぼう!さんから携帯に着信。

 

「そろそろ戻らないと、退路が水没しますよ。」

 

そういえば石積み護岸には、何カ所か崩れたようなところがあった。

 

仕方ないので撤収。

 

さだぼうさんとひらめ枚
俺の隣で2枚も釣りやがって・・・よかったね

 

 

ショアラバタックルデータ

リール  ダイワ スイッチヒッター SH-LBD

指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。
ベールの開閉操作なしで、リールを逆転させてタイラバをフォールさせることができます。
ハンドルはフォール時にブレがないようにダブルハンドルに交換しています。

ロッド ダイワ 20 オーバーゼア AIR 109ML/M

シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それそれにマダイのアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このロッドに行きつきました。
ショアラバ用として特にマダイ狙いには最適なロッドです。

メインライン デュエル ハードコアX8 1.0号 200M

糸鳴りの少ない8本撚りで10m毎に色分けされたPEラインで200mのものを選んでいます。
釣行毎に先の傷んだ部分を切り捨てて残り150mになったら交換。

リーダー トヨフロン スーパーLハード 5号

ハリス用フロロカーボン糸の5号でメーカーには特にこだわりはありません。
投げるとき時にノット部分をガイドの外に出せるようリーダーの長さは1.5m程度にしています。

タイラバ 自作タイラバ12号 ※作り方はコチラ
ランディングシャフト モビリックランディングシャフト 480cm

移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。
昌栄 TOOL フレックスアーム Ver.IIを使って、玉枠は直径60cmを取り付けています。

 

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