最近SNSを見ていると、香川県沿岸では青物が釣れているようだ。
青物が釣れている ⇒ ベイトが寄っている ⇒ 底にはヒラメも寄っている
そんな構図が成り立つ。
実際に、青物狙いのショアジギングでも、良型のヒラメがポツポツ釣れているようだ。
じつは先月からヒラメを狙っていたのだが、マゴチばかりでまだヒラメが釣れていない。
自分の何かがヒラメと合っていないのだ。
ヒラメ必釣作戦を立案
そこで、最近の自分の釣行を振り返りながら、ヒラメを釣るための作戦をたててみた。
作戦@ ヒラメを意識したカラーセレクト
ヒラメ狙いのルアーで、定番といえばゴールドだろうか。
瀬戸内ではチャートカラーのワームがヒラメに効いたというブログ記事も、どこかで見た記憶がある。
イワシに着いたヒラメだとすれば、銀色のキラキラも効きそうな気がする。
そこで、こんなネクタイを買ってみた。
↓
銀色のストレートはSTART社製、ゴールドラメ入りのチャートカーリーはどこのだっけ・・・
それに、最近お気に入りのオーロラフィルムも入れてみる。
↓
100均で一袋買えば、一生分の量が入っているw
パイプやゴム菅といった細かいパーツも、100均グッズを加工してラバーパーツを作成する。
完成!ヒラメスペシャルカラーのラバーパーツ
タイラバの色が、釣果にどのくらい影響があるのかは、正直分からない。
でも、こうやっていろいろ考えながらタイラバを自作するのも、釣りの楽しみなのだ。
作戦A 条件が揃うポイント選択
記事の冒頭でも書いたが
青物が釣れている ⇒ ベイトが寄っている ⇒ 底にはヒラメも寄っている
という図式を想定しているので、できれば青物が釣れている場所の底を探りたいところだ。
しかし、青物が釣れているという場所は、ショアジギングの人で大混雑していることだろう。
自分がヒラメを狙う時は、一投毎に少しずつ移動しながら広く探っていくスタイルだ。
広範囲を効率よく探るために、同じところには二度投げないようにしている。
青物狙いなら釣り座をキープして回遊待ちもありだろうが、ヒラメは回遊魚ではないのだ。
そこで目を付けたのが
- ショアジギングの人で混雑する場所に隣接した、誰もいない場所。
- しかも、大型ヒラメの実績があるポイント。
- そして、一投毎に少しづつ横移動しながら広く探れるような広い場所。
そんな都合のいい場所があるの?と思うかもしれないが、ちょっと見方を変えれば案外あるものなのだ。
作戦B 確率の高い釣行タイミング
自分の経験と釣行データから、ヒラメは下げ潮時の釣果が比較的多かった。
早朝というのも釣れやすい条件ではあるが、真っ昼間でも普通に釣れるのがヒラメだと思っている。
釣行予定日の潮は、午後が下げ潮となる。
天気さえよければ、昼過ぎからゆっくり出掛けても大丈夫そうだ。
休日でも午後の遅めの時間なら、釣り場も朝よりは空いているだろう。
作戦C ヒラメ狙いに専念
ヒラメ狙いに専念していなかった。
これがヒラメが釣れなかった最大の原因のような気がする。
青物の気配があったので、青物用と二刀流で釣りしたこともあった。
しばらくやってアタリがないと、底ギリギリを探ってマゴチでボウズ逃れをしていた。
そしてマゴチが釣れたら撤収。
ヒラメを狙うと決めたら、ヒラメが釣れるまでヒラメを狙い続ける。
これが最後の作戦だ。
ヒラメ必釣作戦(まとめ)
- ヒラメを意識したカラーセレクト
- 条件が揃うポイント選択
- 確率の高い釣行タイミング
- ヒラメ狙いに専念
ヒラメ作戦実行の当日
11月21日(日曜日)
この日は、釣友のさだぼう!さんからのお誘いで、久しぶりに早朝ウェーディングでシーバスを狙ってみた。
早朝の潮位が低く、ウェーディングには好都合だ。
しかし、アテにしていたベイトの回遊がなく、シーバスは不発だった。
さだぼう!さんは昼から用事があるとの事だったので
「昼からヒラメ行ってみるわ。」
そう告げて、さだぼう!さんとは別れ、一旦家路についた。
ヒラメ必釣作戦発動
この日は満潮が昼過ぎだったので、家でゆっくり昼飯を食べてから出掛ける。
作戦B(タイミング)のとおり、ヒラメ狙いは下げ潮が動き出す午後2時過ぎスタートした。
まず最初に入ったポイントは、ヒラメの実績がある埋め立て地の護岸だった。
釣りができる範囲は200m以上ある広いポイントだ。
見渡せばファミリーフィッシングの人が3組いるぐらいで、場所は広く空いている。
少し離れた場所の護岸には、ショアジギングの人がずらりと並んでいるのが見える。
護岸から水中をのぞき込むと、足下にイワシの群れが泳いでいるのが見えた。
よしよし、ベイトはいるぞ。
作戦A(ポイント選択)もOK
もちろん使うのは、作戦@カラーセレクトで自作した、ヒラメカラーのタイラバだ。
タイラバを投げ始めると、足下でシーバスの群がイワシをパクパク食べているのが見え始めた。
中には70cmクラスの良型シーバスも混ざっている。
しかしここで作戦C(ヒラメに集中)を忘れてはいけない。
足下の水中でお食事中のシーバスは無視して、ひたすらタイラバを投げ続けた。
そして1時間後・・・
チーン
釣れたのはエソのみ。
広いポイントも、撃てる範囲は一通りチェックして探り終わった感じになっていた。
しかしまだ終わったわけではない。
実は次のポイントが今日の本命ポイントなのだ。
2ヶ所目のポイントへ
下げ潮が効いているうちに移動。(作戦B)
2カ所目のポイントは、ショアジギで賑わう護岸のすぐ近くだ。
それでも狙いの護岸には、釣り人の姿は全くなかった。
これなら端から端まで撃ち放題だ。
水中を覗くと、ここにもイワシの姿が見える。
作戦AもOKなので、さっそく攻撃開始。
いつものように、1投ごとに横に数メートル移動しながらタイラバを投げる。
季節はちがうが、ここでは過去に大型ヒラメを釣ったこともあるのだ。
タイラバを投げていると、沖ではサゴシが跳んでいるのが見えた。
投げて届きそうな場所でもサゴシが跳んだが無視。
(作戦C)ヒラメ狙いを最後まで貫くのだ。
そして2カ所目で釣りを開始してから約30分後。
作戦@のヒラメカラーが効いたかは分からないが、本命キターッ
サイズはちょっと小ぶりだが、一応お持ち帰りサイズ♪
作戦成功♪ 満足・満足^^
ヒラメが釣れた時って、なんでこんなに嬉しいんだろう。
せっかく釣れてくれたヒラメなので、丁寧に処理してクーラーBOXに入れ、大切に持ち帰る。
当日の晩メシに間に合わせることもできるが、食べるのは2日後の勤労感謝の日にしよう。
家に帰って、内蔵とエラを抜いて冷蔵庫で保管することにした。
新しいヒラメ創作料理
2日後の朝、夢の中で、あるヒラメ料理を思いついた。
そしてその日の夕方から料理開始。
まずヒラメを5枚おろしにして、中骨を出刃包丁を使って縦半分に割る。
それから、たっぷりのニンニクと、酒、塩コショウで下味つける。
下味が染み込んだら、水気を切り、片栗粉をまぶして油の中に投入。
身はサクのままカラッと揚げ、骨はじっくり揚げて骨せんべいにし、頭も揚げておく。
身だけでなく、骨や頭も器に盛り付けて・・・
完成!
ヒラメの怪鳥揚げ
味も見た目も、予想以上のものができたぜw
今度は他の料理にも挑戦してみたいので、青物が下火になって釣り場が空いたら、またじっくりヒラメを狙ってみようと思う。
ショアラバタックルデータ
リール | ダイワ スイッチヒッター SH-LBD |
指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。 |
|
ロッド | ショアガンエボルブ SFSGS-106M+FL フラットフィッシュエディション |
シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それにアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このサーフヒラメ用ロッドに行きつきました。 |
|
メインライン | デュエル ハードコアX8 1.0号 200M |
糸鳴りの少ない8本撚りで10m毎に色分けされたPEラインで200mのものを選んでいます。 |
|
リーダー | トヨフロン スーパーLハード 5号 |
ハリス用フロロカーボン糸の5号でメーカーには特にこだわりはありません。 |
|
タイラバ | 自作タイラバ12号 ※作り方はコチラ |
ランディングシャフト | モビリックランディングシャフト 480cm |
移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。 |