ショアラバ ヒラメ 香川県 坂出市

年末年始連休4日目の12月27日、この日もヒラメ狙いで朝から出撃した。

 

クリスマス寒波も去り、風も収まって、どこでもやれそうな釣り日和になっている。

 

とはいえ気になった場所は、やはり前々日にヒラメが2枚釣れた港湾部だ。

 

まだいるかも・・・

 

そんな期待を込めて午前8時頃から、その場所で投げ始めた。

 

出鼻をくじくメリーさん登場

投げ始めてすぐに、沖に時々出る怪しい変化に気が付いた。

 

青物のナブラ・・・ではなく、あれは瀬戸内海のアイドル、メリーさんだ!

 

スナメリ
スナメリ(通称:メリーさん)かわいい♪ 写真出典:写真AC

 

スナメリは体長2mほどの小型のクジラの仲間だ。

 

背びれがないのでイルカと見間違えることはない。

 

そして、この子がいる時は釣れないことが多い・・・ ( 一_一)

 

それでもヒラメなら影響は少ないかもと思って投げ続ける。

 

しかし、あちこちに顔を出すので気になってしょうがない。

 

そしてとうとう、足下でプシュー(笑)

 

護岸際まで泳いできた。

 

香川県内でも時々遭遇するメリーさんだが、こんなに近づいてくるのは珍しい。

 

思わずスマホで動画撮影してしまった。

 

スナメリ動画1

 

スナメリ動画2

 

いかんいかん、ホエールウォッチングなんかしてる場合じゃない。

 

ヒラメを釣らねば。

 

このポイントにはこれで見切りをつけて移動することにした。

 

ひらすらランガン

今日は無風晴天のコンディションだし、潮位も上がって来たので、どこでも釣りができる。

 

メリーさんに出鼻をくじかれたが、こんな日はポイント開拓だ!

 

今までの経験と照らしながら、ヒラメの居そうなポイントを次々と撃っていく。

 

潮通しがよくて水深のあるポイント。

 

河口絡みのシャロー。

 

海底の地形変化のある場所。

 

過去のヒラメの実績ポイント。

 

そして、腹が減ってうどん屋・・・

 

午後からも、思いつく場所を次々と撃ってまわるがアタリは得られない。

 

気が付けば、高松市のお隣の坂出市まで来ていた。

 

当日のタイドグラフ

 

潮もほぼ満潮になっている。

 

坂出市の潮通しのよい護岸も一通り探ってみたが、なんの反応も得られない。

 

一昨日も港湾部の奥だったし、やはり今は港内なのか?

 

そこで下げ始めに、港の奥の方に入ってみた。

 

アタリ?

来てみたのは港湾の最奥に近いような場所だった。

 

周りには誰もいない。

 

今までヒラメの実績はないポイントだったが、とりあえずやってみる。

 

すると意外と流れが効いている感じだった。

 

しばらくやっていると、リトリーブ中にゴツゴツという感触が手元に来た。

 

ロッドを立てると一瞬重みを感じたが、フッと軽くなった。

 

何だったんだ?

 

アタリっぽかったけど、ボトムの石かなんかに当たっただけだったのか?

 

針先を爪に当ててチェックしてみるが問題なさそうだ。

 

同じところをもう一度通してみたが反応はない。

 

さらに1投げごとに移動してトレースラインを数メートルずつズラしながら探っていく。

 

すると少し離れた場所で、また「コツン」とアタリが来た。

 

ロッドを立てると重量感が!

 

ところがその直後にまたフッと軽くなってしまった。

 

今のはボトムじゃなくて魚やろ。

 

そう確信できるアタリだったのだが、すっぽ抜けた感じだ。

 

もう一度針先をチェックするが、大丈夫そうだ・・・

 

でも、念のためにフックを新しいものに交換して再開した。

 

3度目の正直

少しずつ移動して、少し深いエリアに差し掛かって来た。

 

そして流れはますます速くなってきた。

 

流れの強さとともに、ヒラメへの期待も高まる。

 

朝からやっているので少し肩が痛くなってきたが、気合を入れて遠投。

 

そしてリトリーブ中に「ゴン!」

 

「よっしゃ来た!今度こそ間違いないやろ。」

 

リールを巻きながら、一人で思わず呟いていた。

 

サイズは大した事なさそうだが、独特のヘッドシェイクの重量感。

 

ヒラメに間違いない。

 

そして無事に浮かせて、玉網でキャッチ。

 

ヒラメ物持ち写真
やっと釣れた~

 

ヒラメ43cmメジャー写真
サイズアップ・・・とはいかなかったが、貴重な一枚

 

1日ランガンしてみて

朝からいろんなタイプのポイントを叩いて回ってみたが、どうやらヒラメは湾内の奥の方に入ってきているようだ。

 

一昨日の2枚も、港の最奥に近い場所だった。

 

水深もそれほど深くなくても大丈夫。

 

要はお手軽な近郊の港湾でヒラメが狙えるという事だ。

 

例年シーズン序盤は小型が多いのだが、これから年明けにかけてサイズアップの期待も高まる。

 

ヒラメ釣果グラフ
 過去データ:月毎のヒラメ釣果グラフ

 

決してバンバン釣れる訳ではないが、ショアラバなら狙って釣れるターゲットになってきたように思う。

 

これからの時期、ヒラメ探しでしばらくは楽しめそうだ。

 

寒ビラメ旨し

釣れたヒラメはちょっと手をかけて料理してみる。

 

盛り付けセンスはイマイチだが・・・
ヒラメのお造り
お刺身は肝醤油で頂くのがお気に入り。

 

ヒラメは肝も旨い魚だ。

 

エンガワはコリコリ食感で、噛みしめると独特の旨味がある。

 

昆布締めはネットリ食感で旨味が濃い。

 

ムニエル、唐揚げ、煮付け、酒蒸しなど、火を通すとまた違った美味しさを楽しめる。

 

別に食べるために釣りをしている訳ではないが、ヒラメは御馳走で家族にも好評だ。

 

今度はデッカイやつを釣りたいな♪

 

ショアラバタックルデータ

リール  ダイワ スイッチヒッター SH-LBD

指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。
ベールの開閉操作なしで、リールを逆転させてタイラバをフォールさせることができます。
ハンドルはフォール時にブレがないようにダブルハンドルに交換しています。

ロッド ダイワ 20 オーバーゼア AIR 109ML/M

シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それそれにマダイのアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このロッドに行きつきました。
ショアラバ用として特にマダイ狙いには最適なロッドです。

メインライン デュエル ハードコアX8 1.0号 200M

糸鳴りの少ない8本撚りで10m毎に色分けされたPEラインで200mのものを選んでいます。
釣行毎に先の傷んだ部分を切り捨てて残り150mになったら交換。

リーダー トヨフロン スーパーLハード 5号

ハリス用フロロカーボン糸の5号でメーカーには特にこだわりはありません。
投げるとき時にノット部分をガイドの外に出せるようリーダーの長さは1.5m程度にしています。

タイラバ 自作タイラバ12号 ※作り方はコチラ
ランディングシャフト モビリックランディングシャフト 480cm

移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。
昌栄 TOOL フレックスアーム Ver.IIを使って、玉枠は直径60cmを取り付けています。

 

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