ベイトフッシュをキーにヒラメ探し
11月のヒラメ探しでは、実績ポイントを絨毯爆撃しても結果が出なかった。
実績を元にした潮の読みも通用しなかった。
ヒラメが釣れた時のキーは、ずばりベイトフィッシュの存在だったのだ。
そこで今回は、ベイトフィッシュ重視でヒラメを探してみる事にした。
12月14日(土曜日)、午前10時ごろからゆっくりめのスタート。
午前中は丸亀市から坂出市にかけてランガンしてみた。
潮通しの良い外向きの岸壁。
河口絡みの岸壁や堤防。
港内の船溜まり。
湾内や湾奥。
タイプの違うポイントを回って投げてみた。
しかし、ベイトフィッシュの気配はなくアタリもない。
そこで午後からは、高松市まで足を延ばしてみることにした。
ベイトフィッシュ発見
うどん休憩を挟んで高松市に移動。
高松市内でも、いろいろなタイプのポイントをランガンしてみたが、ベイトはなかなか見つからない。
そして、午後3時前に覗いてみたのは、昨年末にヒラメが何枚か釣れた岸壁だった。
岸壁から水中を覗き込むが、ベイトフィッシュの姿はない。
しかし、ここでベイトフィッシュの存在を確信させるものを発見した。
カンムリカイツブリだ (Photo by 写真AC)
この水鳥は、水中に潜って小魚を獲って食べるので、ベイトフィッシュがいる場所の目印になる。
しかも盛んに潜水を繰り返している。
さらに時折、小魚をくちばしに咥えて浮上してくるやつもいる。
ベイトフィッシュ発見♪
こんな奥まった場所にいたのか。
ヒラメ60Up
カンムリカイツブリが潜水行動を繰り返しているのは、岸壁から数十メートルの範囲だった。
十分射程範囲内だ。
攻撃開始!ほれ投げろ~。
そして結果はすぐに返ってきた。
70mほど沖でリトリーブ中にゴツンとアタリが来た。
ヒラメを確信してアワセを入れる。
このヘッドシェイク、そして寄せるほどに増すこの重量感。
ヒラメ確定。
しかも、手前に寄ってラインが急角度になっても、なかなか浮いてこない。
これは、デカイ・・・のか?
慎重に浮かせにかかる。
やがて水面下にユラリと姿が見えた。
お、これは良い型
ここからが大変だった。
ヒラメは縦方向には強い魚なので、このまま素直に玉網には収まってくれない。
タモを近づけると、一気に真下に向かって突っ込む。
強く締めたはずのドラグが鳴り、ロッドが真下に引き込まれる。
体制を立て直すために、レバーブレーキを使って糸を出しながらロッドの角度を元に戻す。
レバーブレーキを握りしめて、もう一度ゆっくりリフトアップ。
この足下での攻防は、ドキドキさせてくれる。
た、楽しい・・・。
こんなスリリングな攻防を2度3度と繰り返し、やっと玉網に収めることに成功した。
釣れた~
サイズは65cm けっこう厚みもある良い魚体
探すのに苦労したが、これが釣れれば満足♪
丁寧に絞めて血抜きをし、クーラーに収め、気分よくこの日の釣りを終える事ができた。
香川県のヒラメ釣り、楽しいぜ。
ショアアラバタックルデータ
リール | シマノ ハイパーフォースLB C3000MHG |
指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。 |
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ロッド | ダイワ 20 オーバーゼア AIR 109ML/M |
シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それそれにマダイのアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このロッドに行きつきました。 |
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メインライン | デュエル ハードコアX8 1.0号 200M |
糸鳴りの少ない8本撚りで、10m毎に色分けされたPEラインです。200mのものを選んでいます。 |
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リーダー | トヨフロン スーパーLハード 5号 |
ハリス用フロロカーボン糸の5号で、メーカーには特にこだわりはありません。 |
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タイラバ | 自作タイラバ10号 ※作り方はコチラ |
ランディングシャフト | モビリックランディングシャフト 480cm |
移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。 |