桜鯛
船からのタイラバでは好釣果が出ているようで、今年も瀬戸内海のノッコミマダイが始まったようだ。
桜の咲く季節に釣れる桜鯛。
今年も桜が散ってしまう前にショアから釣っておきたいものだ。
朝のショアラバ
日曜日。がんばって早起きして地磯ポイントへ行ってみた。
午前6時前に現場に着いたが、先行者の姿が見える。
でも近くにポイントはたくさんあるので、少し車を走らせて第2ポイントからスタートした。
下げ潮が右へ向かってゆっくり流れているが、しばらくやってアタリがない。
潮位が下がって来たのを見計らって、8時に第3ポイントへ車で移動する。
しかし第3ポイントでもアタリがなく、9時で終了とした。
お昼のピクニック
一旦家に帰って、カミさんにサンドイッチを作ってもらい、昼前にピクニックに出かけることにした。
実は、ちょうどお昼頃に時合いの潮になる桜鯛の実績ポイントがあったのだ。
しかも駐駐車場にはトイレもあり、景色もよくてピクニックには最適なポイントなのだ。
現場に着くと、カミさんは草の上に敷物を広げてサンドイッチと飲み物を並べる。
そして自分は、そのすぐ横でタイラバを投げる。
潮のタイミングを読み間違えると、激流すぎて全く釣りにならないポイントだが、今は少し潮が緩んでいる。
この潮が緩んだタイミングでアタリが出ることが多いので、集中して攻める。
しかしアタリが来ないまま、潮の流れがどんどん弱まってきた。
結局ガシラが1つ釣れただけで潮が止まってしまった。
潮が完全に止まってしまうと期待薄となるので、ここでサンドイッチを食べて休憩。
潮汐表ではまだ潮止まりの時刻ではないが、このポイントは満潮になる前に転流するのだ。
そして潮が先ほどとは逆向きに流れ始めるタイミングでもう一度チャンスがある。
サンドイッチを食べてから釣り開始。
潮はまだ止まっている。
しかし程なくして、潮が動き始めた。
少しずつ加速する潮流。
ラストチャンス。
あと30分もすれば、手のつけられない激流に変貌するだろう。
しかしまだ十分底とりが可能な流れだ。
コツゴツ・・
来た！
この叩くような引きは、マダイで間違いない。
流れに乗っているので重量感があり、簡単には寄せることができない。
強い引きをロッドでしっかり受け止めて、少しずつ寄せてくる。
リールに青い糸が入って来た。あと50m。
足下にはワカメがビッシリ生えた岩が張り出しているので、ここからは強引に浮かせにかかる。
あと20m、まだ油断できない。
あと10m、水中に青白く光る姿が見えた。
そして桜色の魚体が水面に浮いて来た。
なんと綺麗な桜鯛
釣れてすぐのマダイの美しさに、カミさんも感激していた。
サイズは45cmと決して大きくはないが、これが釣りたかった。
これが釣れたら満足なので、これでピクニック終了。
今年も桜鯛が釣れてよかったー。
ショアラバタックルデータ
| リール | ダイワ スイッチヒッター SH-LBD |
|
指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。 |
|
| ロッド | ダイワ 20 オーバーゼア AIR 109ML/M |
|
シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それそれにマダイのアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このロッドに行きつきました。 |
|
| メインライン | デュエル ハードコアX8 1.0号 200M |
|
糸鳴りの少ない8本撚りで10m毎に色分けされたPEラインで200mのものを選んでいます。 |
|
| リーダー | トヨフロン スーパーLハード 5号 |
|
ハリス用フロロカーボン糸の5号でメーカーには特にこだわりはありません。 |
|
| タイラバ | 自作タイラバ15号 ※作り方はコチラ |
| ランディングシャフト | モビリックランディングシャフト 480cm |
|
移動が多いので小継タイプ（仕舞寸法約60cm）の玉の柄を使っています。 |
に交換しています。
を使って、玉枠は直径60cmを取り付けています。
