香川県三豊市のマダイ・マゴチ 2017/4/29(取材プラ)
取材のお題は「ショアラバのマゴチ」
2017年4月某日
月間釣り画報を出版するミリオンエコー社のWT氏より電話連絡を頂いた。
お話の主旨はゴールデンウィーク中にショアラバのマゴチ釣り取材をやりたいとの事だった。
まぁマゴチなら何とかなるでしょう。
という事で、取材をお受けする事にしたが、同誌でのショアラバマゴチは今回で3回目という事になる。
1回目は観音寺市、2回目は坂出市でやったので、できれば違うエリアでやりたい。
そこでかねてから一度じっくり攻めてみたいと思っていた荘内半島エリアを候補地にしてみた。
青い空と海、そして緑の島々という風光明媚な瀬戸内の風景をバックにブツ持ち写真を撮ってもらう作戦だ(笑)
しかし未だ荘内半島ではショアラバはやったことないので、釣れるかどうかは全く分からない。
取材日は5月3日としたので、まずはゴールデンウィーク前半でプラクティスを行い、マゴチの取材フィールドを絞り込んでいく必要がある。
プラクティス開始
ゴールデンウィーク初日の4月29日(土曜日)
魚種豊富な荘内半島で漁港や地磯を叩いてまわれば何とかなるだろう。
という事で、もえけんさんに協力してもらって朝8時から荘内半島の調査に出かけてみた。
当日は南西の風が吹いていたので、風裏となる半島北側の地磯からスタート。
その調査開始2投目でいきなりゴツン!と何かがヒット!
気持ちよくロッドを曲げてくれたのは
38cmの美しいマダイだった
今日の狙いはマゴチなのでこれは外道だが、マダイが狙って釣れるパターンを見つけたとしたらこれはこれで面白いかも。
ところがその後はアタリが続かない。
アタリのないまま2人で地磯や漁港を転々と移動する。
海底の地形や根の位置も把握しきれていないので、場所によっては根がかりや海藻との戦いになってしまう。
一見良さそうな場所でもショアラバ向きでないポイントもあって、そんな場所を除外していく事でポイントを絞っていく。
途中1ヶ所だけやれそうなポイントがあり、もえけんさんがマゴチらしき魚をバラシたのでそこは要チェックポイント。
しかしそれ以外はダメダメのまま半島付け根まで戻って来てしまった。
西風はさらに強くなっていたし、時間もちょうどお昼時になっていたので一旦調査終了。
お昼ご飯を食べてから、一応港内の岸壁もチェックしてみる事にした。
港湾岸壁に移動
ここの岸壁も初めてやってみる場所だったが、昨年は周辺ポイントでマゴチを釣っているので期待はできるだろう。
追い風に乗せてタイラバを遠投しボトム付近をリトリーブしているとゴツンとヒット。
首振り感からして本命のマゴチっぽい。
もえけんさんにタモ入れしてもらって。
やっと本日1本目のマゴチ53cm
その後も同じポイントでマゴチを掛けたが、これは寄せの途中でバラシてしまった。
しかし開始早々の連続ヒットという事で、1日目の成果としては取材フィールドの有力候補を1ヶ所発見。
さらに調査を続けようとしたが、ここで天候が急変。
ロッドを振ると指先やつま先からバチバチバチッ!っと何度も放電(痛っ怖っ)
雷鳴とかは聞こえないが、どうやら雷雲が近づいて空気が帯電しているようだ。
そして突風が吹き始め横殴りの雨も降ってきて嵐みたいになったので慌てて撤収。
この日は夜にボートシーバスも予定していたので、ここで1日目のプラを終了した。