日曜日の朝マズメに再出撃
前回のショアラバ釣行から2日後となる8月11日の日曜日。
釣友のさだぼう!さんを誘って再度ショアラバ出撃。
前回釣行では42cmと52cmの2匹のマダイが釣れたものの、そのサイズには満足していなかったのだ。
当日の潮回りは若潮で、朝の上げ潮の動きはあまり大きくなく、潮があまり流れない事も予想される。
やはりこの日も朝マズメの短時間勝負になりそうだ。
夜明けとなる朝5時前にはショアラバを投げていたいところだが、夜明けが迫ってもさだぼう!さんが来ない。
電話すると二度寝で出遅れたとの事だったので、一人でお先に開始することにした。
2日前に比べるとまだ潮位が低く、岬の先端は手前の水深がまだ浅くて、沖を見ても潮目が確認できない。
そこで駐車場所からは歩かなければならないポイントで開始してみる事にした。
こちらのポイントでは沖にハッキリとした潮目が見えていて期待はできそうだ。
70cmの大型マダイがヒット
潮目に届く立ち位置からキャストを開始する。
1投ごとに投入点を変えながら投げていたその3投目だった。
着底から10回巻き上げてフリーフォールで底まで落とし、再度巻き上げ始めた時にゴツゴツ・ドスン!という重々しいアタリが来た。
アワセを入れる間もなく一気にロッドが絞め込まれ、相手は激しく暴れながら沖に向かって走り出した。
その暴力的とも言えるファーストランはロッドだけでは溜めきれず、2度・3度とレバーブレーキを開放し糸を出して体勢を立て直す。
かなりの重量感だが、ガツン・ガツンとロッドを叩くような引きなので、エイとかではなくマダイには間違いなさそうだ。
ファーストランが止まってからは少しずつではあるが寄ってくるようになったので、無理せずじっくり沖でやりとりして相手の体力を奪っていく。
そうこうしていると後ろで車のクラクションの音がしたので振り返ると、出遅れていたさだぼう!さんだった。
「早くしないと時合いに間に合わなくなるよー」と言いたかったが、今こちらにはそんな余裕はない。
巻けるときは巻いて暴れたら無理をせず、少しずつ相手との間合いを詰めていく。
リールに巻き取られたラインの色で残り約40mまで寄ってきたので、どうやら難所のカケアガリはクリアできたようだ。
しかし手前にはガラ藻やシモリもあるのでまだ油断はできない。
やがて約30m沖に白く光る魚体が確認できた。
マダイだ、デカイ。
胸が高鳴る。
足元で最後の抵抗を見せたが無事にタモ入れに成功。
60cmの玉枠よりも大きい。
メジャーを当ててみるとジャスト70cm
念願の70をやっと手にする事ができた
この魚をストリンガーに繋ごうとしていたところで、ようやくさだぼう!さんがポイントに到着したので急いで釣りを再開する。
まだ潮目は見えていたのでまだチャンスはありそうだったが、それも長くは続かなかった。
空が明るくなった午前5時半には潮も緩くなって潮目も薄くなってしまった。
一応それから小一時間は2人で粘ってみたものの以降は2人ともアタリもなく、午前6時半で納竿とした。
トリプル7達成
自分の中ではショアラバの3大ターゲットになっているのは、マダイ、ヒラメ、マゴチの3魚種だ。
このうちヒラメは76cm、マゴチは72cmと70upをを手にしていたが、マダイだけが70cmの壁を破れずにいた。
今回70cmジャストとギリギリではあるが、これで3魚種とも70upを達成することができた。
それがどうしたと言われればそれまでだが、個人的にはとても感慨深いものがある。
トリプルセブンの次の目標は・・・
宇宙記録の更新だな( ̄ー ̄)
タックルデータ
ロッド | ショアガンエボルブ SFSGS-106M+FL フラットフィッシュエディション |
シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それにアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このサーフヒラメ用ロッドに行きつきました。 |
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リール | シマノ 11エクスセンス LB SS C3000 HGM |
指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。 |
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メインライン | デュエル ハードコアX8 200M 1.0号 |
糸鳴りの少ない8本撚りで10m毎に色分けされたPEラインで200mのものを選んでいます。 |
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リーダー | トルネードVハード 5号 50m |
ハリス用フロロカーボン糸の5号でメーカーには特にこだわりはありません。 |
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ランディングシャフト | モビリックランディングシャフト 480cm |
移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。 |