ショアラバ マダイ 香川県

過去データからタイミングと場所を絞り込む

自分の過去の釣行データというのは、釣り人にとって財産だ。

 

緻密な記録をとっている釣り人もいて、釣りの精度を上げて行っているようだ。

 

ところが自分の場合は、過去にシーバスでは記録を付けていた事もあるが、今は特にデータを取っている訳ではない。

 

強いて言えば「このサイト」こそが自分にとっての過去データという事になる。

 

そこで今回着目したのは、昨年8月5日の釣行記だった。

 

釣り雑誌の取材依頼を受けて探し出した”場所”と”タイミング”と”条件”

 

それに気象条件が揃う日というのは、そうそうあるものではない。

 

平日早朝の短時間勝負

天気予報とタイドグラフとグーグルマップとショアラバ.comを見比べながら、いつどこへ行こうかと考えていた木曜日の夜。

 

明日の早朝なら”あの時”と同じ条件が揃う可能性が高い事に気が付いた。

 

気が付いてしまったらウズウズしてしまうのが釣り人のサガというものだ。

 

平日だけど行くしかない!(笑)

 

スマホのアラームを午前3時50分にセットして、眠りについたのだった。

 

開始1投目

現場に着いたのは午前5時。

  • 潮位 ⇒ ヨシ
  • 潮目 ⇒ 正面・射程範囲内に目視
  • 風向 ⇒ 微風斜め追い風
  • 潮色 ⇒ 澄み潮

OK!条件は揃った、攻撃開始!

 

沖の潮目に向かってフルキャストし、フリーフォールで着底させる。

 

そこから早めのリトリーブで10mほど巻いたら再びフリーフォールで底を取り直す。

 

潮は左から右に向けてゆっくりだがしっかりと流れている感じだった。

 

そして2回目の底とりから数回リールを巻いたところで、ゴツゴツゴツというアタリが来た。

 

そのままアワセず巻いてロッドがしっかり引き込まれたところでアワセを入れる。

 

よし乗った。

 

ロッドを叩く首振り感からして、マダイっぽいとは思うが重量感はイマイチだ。

 

やがて水面に姿を現したのは

 

水面に姿を現したマダイ
一応本命のマダイだったが、ちと小さい。

 

水面に姿を現したマダイ
サイズは30cmチョイといったところだろうか。

 

マダイとタイラバ
針は上顎の真ん中に口内側からしっかり刺さっていた。

 

小さいけど一応写真を撮って、浮き袋の空気を抜いて、ストリンガーに掛けて泳がせておく。

 

潮目が変われば立ち位置も変える

幸先よく1投目で1匹目が釣れたが、サイズは不満だったので釣りを再開。

 

写真撮影とかストリンガーに時間をかけてしまったが、今日のタイドグラフだと早くしないと潮が変わって釣れなくなってしまう。

 

1匹目が釣れたのと同じ立ち位置から2投目・3投目と投げてみたが、後が続かない。

 

よく見ると目の前に見えていた潮目がいつの間にか右へ移動している。

 

そこで自分も立ち位置を100mほど右へ移動。

 

まだギリギリ届く潮目に向けてタイラバをフルキャストする。

 

すると着底からリールを巻き始めた直後にドスン!と一発で引ったくっていくようなアタリが来た。

 

今度はデカそうだ。

 

途中にはキツめのカケアガリもあるので、まずは無理に寄せず沖でやり取りする。

 

首振りの力強さと走りの重量感からして、そこそこ良型のようだ。

 

それでもリールから糸を出さないといけないほどの大物ではない。

 

気持ちのいい重量感とロッドを叩く引き楽しませてもらいながらゆっくりじっくり寄せる。

 

途中のカケアガリも無事に越えて、やっと足下に浮いて来たのは

 

マダイとタイラバ
まずまず良型のマダイだった(こんなピンボケ写真しか撮れてなかった)

 

マダイ
これが釣れれ満足満足^^

 

マダイ
サイズは54cm

 

マダイ
これもお腹の空気を抜いてストリンガーに掛けておく

 

時間はまだ5時半だったので、3匹目を狙ってキャスト再開。

 

ところが今度は潮目が完全に消え、流れもほとんどなくまってしまった。

 

それから2・3投はしたが、流れないので釣れる気がしない。

 

どうやらこれ時合い終了のようだ。

 

翌朝も出撃

翌日は土曜日だったので、調子に乗って再出撃してみた。

 

昨日より横風が吹いていたが、なんとか釣りにはなるレベル。

 

潮もギリギリ条件に合っているかな?と思ったが、現場に着いてみると潮目が見当たらない。

 

試しに投げてみても流れも効いていない。

 

そこから別ポイントに移動。

 

この季節、日が高くなってくると厳しい暑さで釣り続行が難しくなるが、空調服ベストがあれば普通に釣りはできるのだ。

 

空調服についてはコチラで紹介しています

 

しかしやはり潮は動かずノーバイトで終了〜

 

やっぱり長潮は厳しかったかー(笑)

 

条件読めてないなぁ・・・俺。

 

 

タックルデータ

ロッド ショアガンエボルブ SFSGS-106M+FL フラットフィッシュエディション

シーバスロッド並みの軽快な操作性とショアジギロッド並みの遠投性能、それにアタリを弾かない繊細なティップのロッドを探して、このサーフヒラメ用ロッドに行きつきました。
ショアラバ用としておすすめのロッドです。

リール シマノ 11エクスセンス LB SS C3000 HGM

指1本の操作で糸を出せるレバーブレーキリールです。
ハンドルはフォール時にブレがないようにダブルハンドルに交換しています。

メインライン デュエル ハードコアX8 200M 1.0号

糸鳴りの少ない8本撚りで10m毎に色分けされたPEラインで200mのものを選んでいます。
釣行毎に先の傷んだ部分を切り捨てて残り150mになったら交換。

リーダー トルネードVハード 5号 50m

ハリス用フロロカーボン糸の5号でメーカーには特にこだわりはありません。
投げるとき時にノット部分をガイドの外に出せるようリーダーの長さは1.5m程度にしています。

ランディングシャフト モビリックランディングシャフト 480cm

移動が多いので小継タイプ(仕舞寸法約60cm)の玉の柄を使っています。
昌栄 TOOL フレックスアーム Ver.IIを使って、玉枠は直径60cmを取り付けています。

 

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