ショラバの疑問

釣れない原因は間違った固定概念かもしれない

ショアラバを始めた頃は、釣り方を解説したいろいろなサイトを参考にしたものです。
しかし今となっては、「え?」と思うような事が書かれている記事が結構あります。
自分でやってみて、初めて「それ違うのでは?」と思った事も多々あります。
ネットで調べた情報や、聞きかじった知識だけで、分かった風に記事を書いているのでは?と思う記事も、ネット上に散見されます。
他人が発信している情報を批判する意図はありません。
ただ、固定概念にとらわれて魚と出会うチャンスを逃してしまうのはもったいないと思うのです。
このページの記事は「ネットで流布されている通説や固定概念に縛られずに魚と出会うチャンスを広げて頂きたい」という思いを込めて、ネットで見かけたショアラバに関する情報の中で、自分自身が違和感を感じたものについて書いています。

足場は高いほうがよい?

高い堤防足場が高い方が角度がついてリフト&フォールがやりやすくなるという理屈です。
なるほどそういう事もあるだろうと思ってました
しかし、実際にはタイラバの上昇角度に大きく影響するのは足場の高さではなく、水深やリトリーブスピードでした。
足場は低くても全く問題ありません
足場の高さがほぼ0mの船からでもキャスティングタイラバは成立します。

 

深い水深が必要?

深い海ポイントの水深に関しては、「足元からドン深で15m以上」とか「できれば20mぐらい」とか書かれているサイトがありました。でもそれだと「そんな場所は近所にはないよー」ってなりますよね。
自分の地元でも、足元からそんなにドン深なんて場所は少ないです。
そのせいで、ショアラバは地元では成立しない釣りだと、長い間勝手に思い込んでいました。
しかし実際にやってみると、家族連れがサビキやチョイ投げを楽しんでいるような普通の堤防や岸壁でタイラバを投げると、マゴチやヒラメが面白いように釣れたのです。
とはいえ、水深のあるポイントがショアラバ向きというのは間違いではありません。
最低でも5mぐらいは欲しいです。
10m程度あれば上等です。
特にフラットフィッシュは浅い場所でも十分釣れます
10m以上あるようなポイントならマダイの期待度はさらに高まります。

 

余談ですが水深5mもないようなシャローにもヒラメやマゴチは普通に居たりします。
そんな浅い場所はタイラバでは沈みが早すぎて使いにくいので他のルアーを使っています。
特に朝イチはスピンテールなどのルアーでシャローを狙ってみるのも面白いですよ。

 

地形変化が必要?

海底沖に急激なカケアガリや根があるような地形なんてショアからは釣り辛くてしょうがないです(笑)
ボトムの形状は平坦な砂地で全然OKです。
平坦な砂泥地でも自然の海底ですから、緩やかな起伏はあります。
そういった場所が分かるようなら一応狙い目にはなります。

 

ヒラメ・マゴチはサーフがポイント?

サーフ一般的にヒラメといえばサーフの釣りですよね。
「フラットフィッシュのポイントは外洋に面したサーフだ」というのは間違いではないと思います。
しかしご近所の堤防や岸壁を見逃すなんてもったいない!
瀬戸内の波静かな内湾の堤防からマゴチ・ヒラメは十分狙えます
むしろサーフより高確率なのでは?とさえ思えてしまいます。
ちなみに高知県でもマゴチやヒラメを釣りましたが、全て湾内のコンクリートの足場からでした(笑)

 

潮通しがよいポイントを選ぶ?

磯マダイ狙いでは潮通しが良い事や多少なりとも潮が動いている事は必須条件と言えるかもしれません。
しかしマゴチ・ヒラメ狙いではその限りではありません。
決して潮通しが良いとは言えない港内の奥まった場所や、潮止まりの時間帯でもフラットフィッシュは釣れています。
適度に潮が動いている事は好条件ではありますが、動いてなくても気にせず投げていればラッキーハプニングはあります

 

回遊待ち(時合い待ち)の釣り?

マダイの場合は、潮に乗って回遊したり、潮のタイミングで時合いになったりしますので、回遊待ちもアリだとは思います。
それでも1箇所に腰を据えて同じ所に投げ続けるよりは、少しずつでも移動しながら投げる方向を変えて広く探る方が、魚と出会える確率は上がります。
さらにマダイが釣れる確率を高めるなら、毎回ダラダラ回遊待ちをするよりも、ポイントに通い込んで釣れる時合いや条件を絞り込むのがよいでしょう。
しかしこれがマゴチ・ヒラメ狙いとなると回遊は期待できないうえ、潮のタイミングで食う時合いを読む事も難しい(少なくとも私は読めません)ので、腰を据えて同じ場所に投げ続ける事はしません
魚が居れば食うと信じて、どんどん移動しながら効率重視で魚の居場所を探していきます。
何もなければ同じ所に2度投げる必要はありません。
鯛もヒラメも、釣れる時は案外投げ始めてすぐに釣れてしまうことが多いです。
粘らずに次々とポイント移動するのがよいでしょう。

 

ベイトがいる事が条件?

鰯の群れ足元の水面付近にイワシなどのベイトが見える事は良い事ですが、ショアラバで狙うのは沖のボトム付近です。
50m以上先の水深10mの中層〜底にベイトが居るかどうかなんて、魚探を持たない陸っぱりアングラーには分かりません。
見た目でベイトの気配が全く感じられなくても投げてみる価値は十分にあります

 

シーズンは何月頃?

春夏秋冬シーズンについては別の記事でも書きましたが、まだ未解明な部分も多いものの、完全なオフシーズンはなさそうです。
マダイもヒラメも、春夏秋冬オールシーズン釣れました。
産卵期に接岸してくる「ノッコミ」は確かにショアから狙うチャンスではあります。
しかし、マダイもフラットフィッシュも産卵に関係ない季節に意外とシャローで釣れています。
地域性もあるでしょうが、年中投げてみる価値はあると思っています。

 

ショアラバはスローな釣り?

ショアラバの解説記事で「スローに誘う事ができる」などと書かれている記事を目にします。
確かにタイラバはボトムからのただ巻きが基本の釣りなので、スローな印象を受けます。
ところが・・・
陸っぱりから沖のボトム付近を狙う釣りとしては、もっともスピーディーな釣りがショアラバです
メタルジグ(ショアギジ)とタイラバ(ショアラバ)ではどちらがスピーディーでどちらがスローか?
両方やってみましたが、ボトムを広範囲に探るならショアラバの方が断然早くて効率的が良いです

 

上げ潮が釣れやすい?

満ち潮は岸に向かって潮が流れるとか、潮の流れる方向とマダイの泳いでいる方向と投げる方向がどうだとかいう解説を目にしましたが、理屈が理解できませんでした(^^;
マダイは上げ、ヒラメは下げに実績が多いとかはありますが、逆の潮でも釣れているし、場所にもよりますのでとにかく投げてみることが肝要かと。

 

アタリがあったら送り込んでからアワセる?

ショアラバで「アタリがあったら食い込ませるために一旦送り込む」などと書いてあるサイトを見たことがあります。
これまでの経験から言っても、それはないと思うんですよね。
オフショアのタイラバでもアタリがあったらそのまま巻き続けて乗せるのが基本です。
ショアラバでもマダイの場合は、アタリがあっても巻き続けていれば、その後に本アタリが来て掛かります。
ゴツゴツと前アタリが来た時にうっかり止めたりしたら、本アタリが来るまえに食うのをやめてしまうようです。
ちなみにフラットフィッシュや根魚は、ほとんどの場合前アタリなどなく、いきなり一発で掛かります。
何にしても、ショアラバでアタリがあった時に送り込むという意識や動作は不要だと言えます。
やれと言われてもできる気がしませんが(笑)

 

遊動式タイラバの利点は?

ヘッドとラバーが離れて沈む?

遊動式タイラバを船から真下に完全にノーテンションのフリーで落とす時には、そういう事もあるのでしょう。
しかし、陸っぱりから遠投している時は、ラインの受ける水の抵抗もあるし、余分な糸ふけを出さないようにラインを張り気味に送っていくので、シンカーとラバーが離れて沈むという事はほぼありません。

違和感なく食い込む?

遊動式タイラバの利点として、食い込みがよいという事も言われますが、リトリーブ中のアタリではあまり関係ないと思ってます。
ただし、フォール中のアタリではあるかもしれません。
「あれ?着底しないな・・・あ、食ってた!」みたいな時ですね。
たまにあります(笑)

バラシにくい?

遊動式タイラバの最大の利点は、バラシ防止効果です。
マダイもヒラメもマゴチも結構激しくヘッドシェイクするので、固定式のシンカーだと振り飛ばされるような形でバレてしまう事がありました。
遊動式だとその心配は大幅に軽減されますので、フォール時に離れて沈む事はなくてもシンカーは遊動式がよいです。
タイラバの接続にはスナップを付けたりせず、シンカーがリーダー側にスルスルと移動するようにしています

 

巻き速度はどのくらい?

リールを巻く手この巻き速度が正解だと一概に決められるものではありません
水深、タイラバの重さ、狙う魚種によって、全然違ってきます。
使っているリールによって、ハンドル1回転での巻取り長も違うでしょう。
巻き速度については、その場その場で正解を探しながら釣りをしています。

 

リトリーブスピードの決め方については当サイト内の別の記事も参照ください。

 

最後に

ネットの情報は玉石混交
自分の経験と照らして「そりゃないよ」と思うような解説記事に対しては、他人の意見を否定するような事も多少書きました。
もちろん、自分のスタイルを確立されたうえで、構築されたノウハウを分かりやすく紹介されていて、大変参考になるサイトもあります。
当サイトでも、ショアラバのノウハウを体系立てた分かりやすい記事を提供したいと考えています。
しかしこの先で、また違う経験をすれば、今日書いたことが違っていたという事もあるでしょう。
その時は、またどんどん記事を書き足したり修正したりしていこうと思います。

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